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2007年07月24日

平和党の党史 1



今から五年前、とある市議会補欠選挙が行われた。候補者は25歳と若く、まさに現状を打破するにはもってこいの年齢であり、またそれを支援する大学時代の同窓生、そしてその後輩と、若さあふれる選挙がなされた。

だが、問題は中身である。私にとって、その政策の中身は旧態依然としたものと感じた。

●民間企業・NPOの活性化
●福祉の充実
●パパクォーター制の導入
●環境重視・自然エネルギーの推進

いずれもどこかで聞いたものであり、つまらぬものである。
こんなことが実現されて、物事が解決するのであれば話は簡単だ。
彼らは中道左派思考であるが、私はそれを保守中道へもって来るべきだなどという既存の意見ではない。

この五年前の時点で、自然主義経済のある程度の骨子は私の中にすでにできていた。
彼ら大学生は、いずれも政治に関心があり、社会科学には秀でた人々である。
それではどんなふうにすれば我々は新しくなれるのか、どんなふうにすれば解決への糸口が見つけられるのかと聞いてきたので、延々と自然主義経済について述べたことがある。

彼らはいずれも暫く沈黙して考えつづけていた。

結局、出した答えは、「それは無理でしょう」ということだった。
そして彼らは自然主義経済が不可能であることについて、抽象的ではあるが述べていた。しかし、それは明確に論破できるような筋道だった内容ではなく、そんなものは今までになかったから、ただなんとなく不可能でしょうぐらいの話である。

ようするに無茶しない若者が多くなってきているということだ。

それから一年経って、島津真尚氏と知り合った。
彼は自民党練馬区議会議員であったが、当時の岩波三郎区長の利権政治、豪華庁舎建設に反旗を翻し下野した。練馬区長選挙に出馬して僅差まで迫ったが落選。その四年後に再び挑むがまたもや敗北し、豪華庁舎は建てられるにいたった。そして政治の世界から幕引きをした。

この一連の出来事について私は知っているが、私が練馬での政界に入ったのと入れ違いだったので、この日まで一度も交流がなかった。会うきっかけも、議員や運動家の紹介とかではなくて、不動産業者とアパートの貸主という関係であった。

それで私は、減価する通貨制度について彼に説明をした。これで政党を作りたいと。利権政治であろうと、そこから解放された自由経済であろうと、貨幣の本質を変えない限りは問題は解決しないだろうとファミレスで演説をぶった。外交・軍事で起きてくる問題もここに起因すると延々と語った。

最初のうちはこの政策内容についてやはり首をかしげていたようだが、初日はそれでとりあえず終わった。

世の中のほとんどの問題は、お金に原因があるということは、感じている人も確かに多い。しかし、その改革方法として、減価通貨制度であると言われると、どうしても疑ってしまうのが世の常だ。

日を改めて、再度会談し、この政策で結党することが約束された。減価する通貨制度は、島津氏によって「自然主義経済」と命名されたが、党名決定までには一年を要する。

そして「平和党」として名付けられたその日に、平和党結党に参加した別のメンバーが、ある集会に私を誘った。その集会は二つ。

一つは、外務省を辞任したばかりの天木直人氏による何かの会である。この当時、天木氏は右の者だか左の者だかを私は知らなかった。その会の内容も実に不明確であった。だが、政治活動をしてきたこれまでの直感で反戦平和運動くささを感じ取ったためにこれは断った。

そして、もう一つは飯田橋の女性センターで行われるものだが、これもなんだかわからぬが、これを誘ったメンバーというのは、私と一緒に沖縄県名護市の海上ヘリポート基地建設の住民投票運動をした仲間である。彼は断然に左派側にいつもついている人間であるため、この女性センターでの集まりも、ある程度の決まりきったことを言うだろうということが予測された。だが、付き合いで行ってみることにした。

しかし、そこで語られた内容というのは、既存の反戦平和運動や憲法9条を守ろうなどというものではなかった。
要するに、戦争の要因とは、「善悪中毒」にあるというわけだ。講師は東郷潤という人だった。善悪中毒についての著書を出している。



つづく(ただし気が向いたら)

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5 たぶん貴方も軽〜く善悪中毒?

posted by 平和党代表・大坂佳巨 at 04:03| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 組織 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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