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2007年10月08日

ケミカル・アリ死刑延期



【10月5日 AFP】イラク政府は4日、故サダム・フセイン元大統領のいとこで側近だった「ケミカル・アリ(Chemical Ali)」こと、アリ・ハッサン・アルマジド(Ali Hassan al-Majid)元国防相の死刑執行を延期すると発表した。

 アルマジド元国防相は、1988年のクルド人虐殺事件(アンファル作戦)に関与したとして死刑判決が下されており、同日中にも処刑される予定だった。

 政府高官はAFPに対し、期限内の処刑は「絶対にない」と断言。匿名を条件に「イラク政府は決断できておらず、首相はわれわれに許可を出していない」と述べた。

 アルマジド元国防相は、1991年の「シーア(Shiite)派蜂起弾圧」における住民虐殺でも起訴されている。同事件では、米軍主体の多国籍軍により、侵攻していたクウェートからイラク軍が敗走を余儀なくされた1991年の第1次湾岸戦争直後、南部で蜂起したシーア派住民のうち最高10万人が、イラク軍治安部隊に虐殺されたが、アルマジド元国防相は、蜂起したシーア派住民を25人ずつまとめて処刑するよう命じたとされる。

「ケミカル・アリ」というあだ名は、クルド人虐殺の際、アルマジド元国防相が毒ガスの使用を命じたことから付けられた。この事件ではクルド人約18万2000人が殺害された。

 また、同事件ではSultan Hashim al-Tai元国防相とHussein Rashid al-Tikriti元軍副司令官も死刑判決を受け、刑の執行を待っている。

 イラク政府は、イスラム教の断食月「ラマダン(Ramadan)」中の死刑執行は避けたいとしており、ヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相も弁護団と協議していると明らかにした。(c)AFP/Andrew Gully
posted by 平和党代表・大坂佳巨 at 17:10| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | イラクvs米国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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